コミックナタリー PowerPush - デザート

竹達彩奈も応援! 少女マンガ好き女子ライターがプロ目線でココに注目

「好きっていいなよ。」や「となりの怪物くん」などのヒット作を生み出してきた少女マンガ誌・デザートが、12月24日発売の2月号でリニューアルを果たす。また増刊THEデザートも発売中の1月号にて、ひと足お先に新装刊された。

コミックナタリーではこれを祝した特集を展開。デザート応援団長として、声優・竹達彩奈のコメントを紹介するほか、少女マンガ好き女子ライターによる座談会をセッティング。プロの目線でデザートの面白味を語ってもらった。またデザート2月号の新連載やTHEデザート注目作の無料試し読みも大量公開するので、ご一読あれ。

取材・撮影/唐木元 文・構成/坂本恵

 
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デザート リニューアル2大企画!
声優・竹達彩奈も応援!デザートのココが好き

最初はデザートって、割と大人なイメージだったんです。ちょっとエロくて、大人の女の人が読む少女マンガって印象。でもあるとき、「ジャングルはいつもハレのちグゥ」の金田一蓮十郎先生がデザートで連載すると聞いて、「少女マンガを描くの!?」ってびっくりして買ってみたんです。そしたらハマっちゃった。

読みはじめてみたら「こんなにキュンキュンするものなの!?」って。デザートには、高校生のときこういう恋愛したかったなっていう理想が詰まってると思います。

おすすめのデザート作品? もちろん金田一先生の「ライアー×ライアー」! あとタアモ先生の「たいようのいえ」もすごく好きです。

竹達彩奈(たけたつあやな)

埼玉県出身の声優アーティスト。2009年放送のテレビアニメ「けいおん!」中野梓役で大きな注目を集める。2012年4月には初の個人名義によるシングル「Sinfonia! Sinfonia!!!」でソロアーティストとしてデビュー。2013年12月4日にはニューシングル「週末シンデレラ」をリリースしたばかり。

少女マンガのプロが分析!女子ライター座談会
川原和子

マンガエッセイスト。幼稚園教諭、学校事務、アニメ制作会社ガイナックス広報等を経て独立。著書に「人生の大切なことはおおむね、マンガがおしえてくれた」(NTT出版)がある。NTT出版Webでマンガ時評「此れ読まずにナニを読む?」を連載中。

トミヤマユキコ

ライター、研究者。ライターとして活躍する一方、早稲田大学などで少女マンガに関する講義も担当している。「労働系女子マンガ論!」「親愛なる仕事人間たちへ」などマンガに関するWEB連載も執筆中。趣味はパンケーキの食べ歩き。2013年に「パンケーキ・ノート おいしいパンケーキ案内100」(リトルモア)を上梓した。

福田里香

お菓子研究家。マンガ好き。著書にマンガをイメージしたレシピ&コラム集「まんがキッチン」(アスペクト)、画像の中のフードに関するエッセイ集「ゴロツキはいつも食卓を襲う」(太田出版)がある。

ちょっとエッチな方向から、骨太な作品を輩出してきたイメージに

──みなさんにはご意見番として、デザートとTHEデザートについていろいろとお話いただければと思っております。ちなみにみなさん、デザートについてどんなイメージをお持ちですか?

川原 最初はTL(ティーンズラブ)に近いラインのイメージがありましたね。

福田 でもここ5年くらいで骨太な、読みごたえのある作品がどんどん出てきてますよね。

──「好きっていいなよ。」「となりの怪物くん」はアニメ化もされましたし。

福田里香

福田 確か少女フレンド(講談社)が休刊した前後で、デザートが出たんですよね。だから私の中では後継誌っぽいイメージ。その当時は少女コミック(小学館)がエッチな方向に進んでいて、マーガレット(集英社)は王道を歩んでいたんです。その狭間でフレンドはどっちつかずだったんだけど、その後継であるデザートは、ある時期から、気付いたらエッチな方向に進んでて。ただ揺り戻しというか、少コミもエッチラインが消え気味になって、デザートもドラマ性重視の方向に戻ってきている、のかな。そういう印象でしょうか。

トミヤマ デザートは1997年創刊ですけど、当時受験生だったこともあってマンガ自体を読んでいなかったので、当時のデザートに対するイメージってないんですよ。でも家の本棚を見てみたら「桃色ヘヴン!」があったり「3D彼女(リアルガール)」があったり。意外に読んでたんだ!っていう。

ろびこ「となりの怪物くん」12巻

川原 私も97年ってもう結婚してた年なので、ティーンのキラキラした恋愛マンガってそんなにチェックできてなかったんですけど、ひさわゆみ先生のマンガは全巻持ってます。後からデザートで連載していた作品だったんだと気付くパターンで恐縮です……。「となりの怪物くん」のろびこ先生は、デザート生え抜きの作家さんですよね。

──そうですね。

川原 初期から短編の名手としてマンガ読みの間でも注目されていらしたけど、「となりの怪物くん」で大ブレイクしましたね。

福田 作風が垢抜けてますよね。おしゃれな画風ですし。

「デザート 2014年2月号」 / 2013年12月24日 / 500円 / 講談社
「デザート 2014年2月号」
2月号ラインナップ
巻頭カラー・新連載
築島治「私たちには壁がある。」
新連載
桐島りら「世界の端っことあんずジャム」
連載
那波マオ「3D彼女」、タアモ「たいようのいえ」、金田一蓮十郎「ライアー×ライアー」、森野萌「マイ・フェア・ネイバー」、丘上あい「バンビとドール」、PEACH-PIT「金魚坂上ル」、曙はる「ももいろ人魚」、瀬戸口みづき「霊界通信プロトコル」
読み切り
ももち麗子「学校サボって電車に乗って」、薫原好江「男の子には秘密がある」、あんじちこ「花に夢を、星に願いを。」、芳川といろ「君だけのお姫さま」
月刊少年マガジン×デザート×pixiv「青春ラブコメフェス」受賞作
泡「観察的恋愛の展開」、鬨野美弦「You were My angel」
付録
「となりの怪物くん」お風呂ポスター
応募者全員プレゼント
「となりの怪物くん」全巻収納BOX
「THE デザート 2014年1月号」 / 2013年12月10日 / 700円 / 講談社
「THE デザート 2014年1月号」
1月号ラインナップ
特集
「ピュア男子 vs. ブラック男子」
三月薫「恋命と赤い糸」、さつきしろろ「ヤンキーちゃんは星を見る」、薫原好江「男の子には秘密がある -Persona-」、神葉理世「カスタマイズ彼女さん」、岩下慶子「花を召しませ」、森脇葵「イクメン!」、瀬戸口みづき「霊界通信プロトコル」、桜井真優「Banker&Honey」、藤もも「発情ドロップ」、ふかさわ映「12月の魔法がとけても」、はるらん「マイ・ファー・レディ」、玉島のん「シタインデスケド。」、入江ナツ「絶対独裁モンスター」、チイ「ボクの小雪」、桜沢きゆ「センパイのお稽古」、町村ニルス「いとしのクロエ」、九瀬しき「流れる星を見つけるように」、藤田阿登「青春小春カレンダー」、千秋りえ「放課後のまたたき」