WEBTOONがすべての始まりに、映画監督の堤幸彦・本広克行・佐藤祐市が新プロジェクト

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映画監督の堤幸彦本広克行佐藤祐市によるプロジェクト「SUPER SAPIENSS」が始動。同プロジェクトの一環として、WEBTOON制作に向けたクラウドファンディングが行われている。

「SUPER SAPIENSS」告知ビジュアル

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「SUPER SAPIENSS」とは堤、本広、佐藤の3人が共同で制作指揮をとり、サポーターと一丸となって“原作作りから映像化に至る全プロセスの一気通貫”に挑むプロジェクト。ブロックチェーンを活用した新しいクラウドファンディングのサービスを展開するFiNANCiEで、トークン発行と、トークンを基盤とした共創コミュニティを活用してのエンタメ組織を結成する。トークンを保有するサポーターは、コミュニティで実施されるさまざまなプロセスを通じてプロジェクトと密に関わることが可能。プロジェクトではサポーターと発起人の3人が「同じ興奮と喜びを共有する」ことを大切な要素に掲げている。

プロジェクトで制作されるWEBTOONは、映像コンテンツの足掛かりとなる作品として発表予定のもの。WEBTOONの手法を用いることにより、映画の絵コンテを読み進めるかのようにダイナミックで明快な場面展開が表現できるという。またWEBTOON制作にはコルクの代表・佐渡島氏が協力。ファンディングページでは、今回のプロジェクト発表に合わせて制作されたプロトタイプの一部が公開中だ。

ファンディング実施期間は本日1月19日から3月16日16時30分までを予定。サポーターには支援金額に応じたトークン配布に加え、「WEBTOONにカメオ登場権」「主人公の捜査日誌NFT」などの特典が用意されている。

堤幸彦コメント

堤幸彦

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66年の人生で偶然が人生を変えたことはそうはない。あの日、豊橋映画祭、しかもヴァーチャルな空間でほんの一時間、初めて佐藤さん、本広さんと会話した。でも何年も前から知っていたような感覚、同じ時代を戦ってきた戦友意識がめっちゃ楽しく、半分冗談で提案したのがこの企画。

今後の映像人生を左右する“偶然”あるいは“天啓”だったのか。とにかくいろいろ遊びたい!自由だ!時代に食い込む予感!嗚呼、生きててよかった!笑

本広克行コメント

本広克行

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映画に憧れて上京して、テレビ業界に入った時に堤幸彦監督はスターディレクターで遠い存在でした。佐藤祐市監督はドラマ演出を一から教えて下さった先輩であり恩師でした。そんなお二人と一緒に制作現場を変革させていく挑戦をさせてもらうことに言葉では言い表しにくい気持ちの高まりを感じています。

これまでの映画作りのシステムで作品を作れることが誇りでした。しかし、今はプロセスも注目される時代、クリエーターと観客の距離が近くなり、それを求めていると思うんです。

自分の持てる経験などを注いで新しいシステム作りを構築して、先輩たちが導いて下さったように新しいいろんな才能が活躍できる世界作りに挑戦したいです。

佐藤祐市コメント

佐藤祐市

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長年同じ仕事をしてくると、この先どうなるのか、大体の予想が付くものです。しかし今回のプロジェクトは、本当にどうなるか? 僕には分かりません。なので、メチャクチャ楽しみです。

そして、堤さん、本広さんに沢山刺激を頂いています。ホントに有難い。もうベテランと呼ばれる歳ですが、未踏の領域に向かうワクワク感が凄いです。

今の僕のテーマは「ワガママで行こう」。ちょっと面倒臭いベテランです。(笑)ご期待ください!

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