演劇「ハイキュー!!」烏野卒業公演開幕、須賀健太「僕たち最強!と思えた3年間」

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古舘春一原作による「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」が本日10月20日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで開幕。公演に先がけ、昨日19日にゲネプロと囲み取材が行われた。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」囲み取材の様子。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」囲み取材の様子。

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「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」より。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」より。[拡大]

ゲネプロ前に行われた囲み取材には、日向翔陽役の須賀健太をはじめとするキャストに加え、演出・脚本を務めるウォーリー木下、音楽を手がける和田俊輔が出席。須賀は2015年の初演から3年にわたって烏野高校排球部を演じてきたキャスト全員が本作で卒業することに触れ、「卒業と謳ってはいますが、いつもと変わらず、1公演1公演を大切に演じ切りたいと思っています。演劇『ハイキュー!!』の集大成になるでしょう」と語った。

影山飛雄役の影山達也は「全員で息を合わせて、限界を超えた新しい境地にたどり着きたい」と意気込み、月島蛍役の小坂涼太郎は「今までと違った演劇『ハイキュー!!』になっている」とアピール。山口忠役の三浦海里は「今まで積み重ねてきたものと今回新たに挑戦することが、いい化学反応を起こしていると思います」とコメントした。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」より。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」より。[拡大]

一方、約1年半ぶりの登場となる青葉城西高校・及川徹役の遊馬晃祐は、「青葉城西は“チーム感”にこだわって、最強のチームを作るべく稽古をしてきました。44公演の間も上を目指していきます」と意気込む。白鳥沢学園高校・牛島若利役の有田賢史は、「今回は個性豊かなメンバーがそろいました。絶対王者の白鳥沢として、圧倒的熱量をもって烏野の前に立ちはだかります」と力強く語った。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」より。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」より。[拡大]

和田は「ウォーリーさんと培ってきたメソッドを全部ぶち壊して、稽古方針を変えて取り組んできました」と音楽面での新たなチャレンジについて明かし、「キャスト全員が舞台上で“生き”ながら試合をしていることが演劇『ハイキュー!!』の魅力なので、その場その場で(即興的に)曲を作り、自分自身で演奏しています。キャストやお客さんのグルーヴを感じながら、“一期一会感”を音楽に乗せて伝えられたら」と意気込みを述べる。またウォーリーは「この物語は普通の高校生の部活風景で、誰でもどこかで経験したことが詰まった作品です。 原作通りひたすら試合するだけですが、そのプレイの1つひとつに人間ドラマが宿っている。その一瞬を生きた役者がどう届けるのか。あらゆる要素が舞台上でぱちっとはまる作品を目指します」と本作の魅力を語った。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」囲み取材の様子。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」囲み取材の様子。[拡大]

囲み取材終盤、卒業への思いを聞かれた須賀は 「3年間といえば高校生活と同じ長さで、学生気分を味わったよう。僕たち最強!と思えた3年間でした」と振り返る。さらに「僕、今日が誕生日で、ちょうど芸能生活20周年を迎えたんです。役者人生の第2章の始まりとも言える節目を、演劇『ハイキュー!!』の現場で迎えられてとても幸せです」と続けると、そこに田中龍之介役の塩田康平ら、烏野メンバーがケーキを持ってサプライズ登場。須賀は満面の笑みで応え、「うれしさとともに身が引き締まる思いです。誰1人欠けることなく、最後まで全力で駆け抜けたいと思います!」と締めくくった。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」ビジュアル

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」ビジュアル[拡大]

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“最強の場所(チーム)”」では、春の高校バレー宮城県代表決定戦の様子が描かれる。“才能とセンス”“コンセプトの戦い”をテーマに掲げた今作では、過去作以上にダンスを盛り込んだ新たなステージを展開。戦いを制すのはどのチームなのか、答えは劇場で確認を。

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ハイパープロジェション演劇「ハイキュー!!」“最強の場所(チーム)”

原作:古舘春一「ハイキュー!!」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
演出・脚本:ウォーリー木下

東京公演

日程:2018年10月20日(土)~28日(日)
会場:TOKYO DOME CITY HALL

広島公演

日程:2018年11月9日(金)~10日(土)
会場:はつかいち文化ホール さくらぴあ 大ホール

兵庫公演

日程:2018年11月15日(木)~18日(日)
会場:あましんアルカイックホール

大阪公演

日程:2018年11月23日(金・祝)~25日(日)
会場:梅田芸術劇場 メインホール

宮城公演

日程:2018年11月30日(金)~12月2日(日)
会場:多賀城市民会館 大ホール

東京凱旋公演

日程:2018年12月7日(金)~16日(日)
会場:日本青年館ホール

キャスト

烏野高校

日向翔陽:須賀健太
影山飛雄:影山達也
月島蛍:小坂涼太郎
山口忠:三浦海里
田中龍之介:塩田康平
西谷夕:渕野右登
縁下力:川原一馬
澤村大地:田中啓太
菅原孝支:田中尚輝
東峰旭:冨森ジャスティン

青葉城西高校

及川徹:遊馬晃祐
岩泉一:小波津亜廉
松川一静:白柏寿大
花巻貴大:金井成大
矢巾秀:山際海斗
渡親治:齋藤健心
京谷賢太郎:北村健人
金田一勇太郎:坂本康太
国見英:神田聖司

白鳥沢学園高校

牛島若利:有田賢史
瀬見英太:瀬良祐介
大平獅音:横山真史
天童覚:加藤健
五色工:菊池修司
白布賢二郎:佐藤信長
川西太一:辻凌志朗
山形隼人:高橋駿一
鷲匠鍛治:川下大洋

烏野高校 OB・OG

嶋田誠:山口賢人
田中冴子:佐達ももこ

烏野高校 マネージャー

清水潔子:長尾寧音
谷地仁花:斎藤亜美

烏野高校 顧問・コーチ

武田一鉄:内田滋
烏養繋心:林剛史

※辻凌志朗の辻は1点しんにょうが正式表記。

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(c)古舘春一/集英社・ハイパープロジェション演劇「ハイキュー!!」製作委員会

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