鋼の錬金術師×サンリオ、5つのデザインでグッズ展開！“まめつぶドチビ柄”など

荒川弘「鋼の錬金術師」のキャラクターたちを、サンリオがデザインとプロデュースするプロジェクトの続報が発表。本日9月1日、サンリオの新商品展示会「SANRIO EXPO 2017」にてデザインが公開された。

同企画では5つのデザインバリエーションを用意。キャラクターたちをサンリオキャラ風にデフォルメした“キュート”、「まめつぶドチビ柄」「だいすきシチュー柄」「だいすきアップルパイ柄」「雨の日は無能柄」といったそれぞれのキャラクターに焦点を当てた“推しキャラキュート”、キャラクターの絆や特徴をシンプルにデザインした“fate line”、古いカードやラベルをイメージした“vintage card”、絵本風のタッチで描かれる“picture book”の5つのデザインで展開される。

それぞれのデザインはポーチやトートバッグ、マグカップやクロッキー帳などのアイテムに落とし込まれ、順次発売。9月に東京、11月に大阪で開催される「鋼の錬金術師展」では商品の先行販売が行われ、11月には東京駅一番街・東京キャラクターストリート内のイベントスペース「いちばんプラザ」にて、サンリオデザインによる「鋼の錬金術師」グッズの期間限定ショップがオープンする予定だ。12月にはキデイランド、東急ハンズでも販売が予定されている。

本日「SANRIO EXPO 2017」にて行われた会見には、実写映画版でグラトニー役を務める内山信二が登壇。サンリオによりデザインされたグラトニーのイラストを見て、「かわいいですねえ」としみじみ語りながら「とても人を食べちゃう感じではないですよね。グラトニーが赤ちゃんのときはこんな感じだったのかな？」と感想を述べた。またこのイラストを使用して、作ってほしいグッズを聞かれると「せっかくなので食べ物関係だったらうれしいですね。グラトニークッキーとか。ただ、かなり大きめのものを作っていただかないと……（笑）」と、希望を語った。

加えて実写版のキャラクタービジュアルについて問われると、「皆さんに観ていただきたいのは（ラスト役の）松雪泰子さんの美しさ！ （撮影の）最初の2日間くらいはずっと見惚れてて監督の声なんて一切入ってこなかったですからね」と告白した。映画は12月1日にロードショー。

なおナタリーでは実写映画化を記念し、「鋼の錬金術師」をさまざまな角度から紐解く特集を長期にわたって展開。公開中のコミックナタリーの特集では、作品を“錬成”する5つの要素とともに作品の魅力を紹介している。さらにアニメ版でエドワード役を演じた朴璐美、アルフォンス役を演じた釘宮理恵の2人にインタビューを実施。今だから話せる放送当時の思いなどが語られている。