映画「ReLIFE」舞台挨拶、18歳の中川大志が27歳の千葉雄大を“おじさん”扱い

夜宵草原作による実写映画「ReLIFE リライフ」の完成披露舞台挨拶が、去る3月8日に東京・丸の内ピカデリーにて開催された。

挨拶では海崎新太役の中川大志、日代千鶴役の平祐奈、夜明了役の千葉雄大、狩生玲奈役の池田エライザ、小野屋杏役の岡崎紗絵、古澤健監督が登壇。現在18歳の中川は、映画にて千葉と同じ27歳という年齢を演じている。それについて中川が「現役の高校生として等身大で学生役を演じられるのが武器だったんですが、今回はそれを一切捨てました。千葉くんに近づけるように、おじさんになれるようにとがんばりました」といじると、千葉は「27歳はどんな感じなのか聞かれたんですけど、まったく参考にならないみたいでしたね。僕、ちょっと若めなので（笑）。お役に立てず残念でした」と負けじと返す。

また中川は、真面目な保健室シーンの池田について「すっごい集中してるなと思って距離を置いていたんですけど、よーく見たらベッドですやすや寝てました」と暴露。すると千葉は「僕ら、中川くんが寝てるときずっと見てましたよ。俺の携帯に、お前の寝顔（の写真）いっぱいあっからな！」と発言し、ファンからは歓声が上がる。

ここで今年高校を卒業する中川と平へ、共演者たちからのサプライズプレゼントとして、卒業証書を模したケーキが登場。千葉がその文面を「勉強もがんばりながら、『ReLIFE』の現場を盛り上げてくれました」と読み上げると、平は「撮影期間と大学受験が被っていたんですが、皆さんに応援していただいて、無事に合格することができて。本当に、人々や環境に恵まれたなと思っています」と涙ながらにコメントする。「お前も泣けよ！」と言われた中川は、スタッフに目薬を要求する手つきで笑いを誘った。

最後に平は「初めて皆さんにこの映画をご覧いただけて、こんなに素敵なサプライズもしていただいて、うれしく思います」と感謝を述べる。続けて中川は「この『ReLIFE』が、僕が学生として演じた最後の作品になりました。それが27歳の役とは思っていませんでしたが、自分にとってチャレンジでもあったし、新しいものが作れたんじゃないかと思っています」と言葉を残し、イベントは幕を閉じた。

原作マンガ「ReLIFE」はマンガ・小説配信サービスのcomicoで連載中。映画は4月15日に全国公開される。