ドラマ「スミカスミレ」オリキャラの住職で高杉真宙が出演、読経ダンス披露

高杉真宙コメント（一部抜粋）

Q.『スミカスミレ 45歳若返った女』で演じる天野慶和について教えてください。
A.慶和はお寺の息子で、すごくお調子者なんです。僕は映像作品でお調子者の役を演じたことがほとんどなくて、どちらかと言うと引きこもりの役とか“重い系”が多いんですけど（笑）、今回はすごく明るい役なので楽しみです。

Q.今回は劇中で激しいダンスも披露しますよね。昨日、ダンスの練習をしたそうですが、いかがでしたか？
A.すごく面白い設定なんですけど、慶和は寺を今風に変えていきたいという思いから、読経しながらダンスをするんですよ（笑）。ただ、そのダンスが思ったよりガッツリだったので、非常にヤバイなって思ってます…。僕、ダンスが苦手なんですよ（苦笑）。この間まで裏拍を取れなかったくらい、リズム感がなくて…。しかも、今回は裏拍が基本のヒップホップなんです。これが本当に難しくて！ でも、これを機に必死に練習して、ダンスに目覚められたらいいな、とは思いますね。

Q.まさに新しい挑戦となりますね。
A.読経ダンスは今回が最初で最後のような気がします（笑）。なかなかそんな役はないですからね！ 実は、ダンス自体は『仮面ライダー鎧武／ガイム』（'13～'14年／テレビ朝日系）でも挑戦したんですよ。その時も悩みながらやっていて…。ダンスをする役が来ると、いつも不安と憂鬱に包まれるんです（笑）。でも、この仕事をしていると、ダンスはちょこちょこ必要になるから、もっと練習しなきゃなって、いつも思います。

Q.外見の方はどうですか? 坊主頭ではないんですよね?
A.今回は坊主頭ではないんですよ。残念です！ 実は僕、いつか坊主頭にしたいんですよ。というのも、映画『渇き。』（'13年）で金髪にした時、すごく髪が痛んで、ちょっと掴んだだけでブチブチブチッと切れるくらいだったんです。その時に『坊主頭にしてリセットしたい！』と思って…。そう考えだしたら、どんどん坊主頭にしたくなったんですよ！ 髪も今ではもう完全に回復してるんですけどね（笑）。僕、変身願望が強い…というか、それしかないんです。自分とまったく違う役になるのが楽しくて！ パズルのように、演じる人物の思考回路と行動の流れがピタッとはまって、お芝居でもうまくいくと、すごく面白いなって感じるんです。

Q.マンガは結構読まれるんですか？
A.読みます。新旧問わずアニメがもともと好きで、原作を読んでいくうちに、マンガがすごく好きになったんですよ。僕、いつか家をマンガ喫茶にしたくて、すでに1000冊を超えるマンガがあるんです。いつか床が抜けるんじゃないかってくらい（笑）。ただ、少女マンガは周りから勧められた作品しか読んでいないんです。未読の状態ではどれが面白いのかがまだよく分からなくて、本屋さんの少女マンガ・コーナーに行っても、自分では発掘できないんです。

Q.今回の原作マンガ『スミカスミレ』は以前にも読んだことがあったんですか？
A.出演が決まって、初めて読みました。こうやって出演作を通して、新しいマンガに出会えるなんて、すごくうれしいです。ただ、慶和はドラマ・オリジナルの役なので、『どうせだったら、原作に出てくる役がよかったな』って、ちょっとショックだったりもして（笑）。でもその分、自分でキャラクターを作り上げられるという利点もあるので、どんなふうに動いていくか、すごく楽しみだったりもします。

Q.では最後に、番組を楽しみにしてらっしゃる皆さんにメッセージをお願いします。
A.今回は今までやったことのないような役。ぜひ僕の新しい面を知っていただいて、『この子、こんなこともできるんだ！』と思っていただけたら、うれしいです。ダンスも必死に頑張っているので、優しく見守ってください（笑）。