多田由美

タダユミ

大阪府生まれ。1986年に角川書店あすか漫画大賞を受賞し、月刊ASUKA(角川書店)にて「ウォーレンの娘」でデビュー。マンガちっくな表現を嫌い、擬音を一切使わないなど、クールなマンガ表現と卓越したデッサン力で一躍注目を集めた。アメリカを舞台にした短編を多く発表し、マンガファンのみならず音楽、映画ファンにも人気が高い。その他の代表作に「お陽様なんか出なくてもかまわない」「バルコニーに座って」「ベイビー・ブルー・アイズ」などがある。キャラクターデザインとしてOVA作品「戦闘妖精雪風」の制作に携わり、同作はシリーズ合計25万枚を超える大ヒットを記録。自身の手でマンガ化も手がけた。現在、マンガアミューズメントメディア総合学院マンガ学科、神戸芸術工科大学メディア表現学科にて講師を務めている。