白山宣之

シラヤマノブユキ

1952年8月25日、長崎県雲仙市吾妻町で生まれる。幼稚園まで同地で過ごし、一家で上京、目黒区大岡山小に入学。その後江ノ島、生まれ故郷の吾妻町、福岡、と3回転校し卒業。福岡の中学を経て、1971年に福大大濠高校卒業後、再び上京する。練馬区大泉で兄と同居。その後、約25年高円寺に暮らす。1996年埼玉県に移住。2012年4月8日、病没。
同人誌・跋折羅の1974年4号に、単行本「少年塔」収録の「写真」が掲載される。同年ガロ(青林堂)でデビューし、アシスタント時代は宮谷一彦、みやわき心太郎に師事。その後ヤングコミック(少年画報社)、漫画アクション(双葉社)、マンガ奇想天外(奇想天外社)、モーニング(講談社)、COMICアレ!(マガジンハウス)、斬鬼(少年画報社)などに短編を発表する。1995年には初の単行本「少年塔」、1997年には「10月のプラネタリウム」が刊行された。このほか、山本おさむとの共著「麦青」や、大友の短編「G…」の原作などを手がけている。繊細なタッチとハードボイルドな画風を持ち味に、 ニューウェーブ世代の旗手として活躍した。

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